【あたらしや、ふぐ始めます2】~天川ふぐヒストリー~

あたらしやがふぐプランを始めたきっかけは、今年の3月、地域おこし協力隊の大西さんと交流したことでした。

大西さんは、天川ふぐを養殖されています。

 

天川村でふぐの養殖が始まったのは、2018年。

廃校になった天之川小学校の校舎に水槽が設置され、当時の地域おこし協力隊・下西さんが、試行錯誤しながら一生懸命ふぐを育ててくれて、存続してゆきます。

この養殖を、現在の地域おこし協力隊である大西さんが引継がれています。

 

ボクも知らなかったのですが、ふぐは、人の手の体温でふぐがやけどをしてしまったり、ストレスで噛みつきをしてしまったり、酸素量で皮膚が傷んでしまったり・・・とてもデリケートだそうです。

そんなふぐが大きくなるまで育てるのには、尋常ではない苦労があったのだと思います。

そうして一生懸命育てたふぐが、しかるべきところできちんと食べてもらえるように、という大西さんの情熱に打たれたのが、始まりでした。

 

あたらしや旅館でふぐを出す。

さっそく大西さんの養殖場見学へと出かけたのでした。

 

出会ったこのふぐたち・・・ぷくぷく丸々なのに素早い!

ということは、かなりのムキムキ筋肉質、身が締まっているということで・・・

こ、これは・・・おいしくいただけるのでは!

ありがたく、さっそくいただいてみることにしました。

つづく